この記事では、実際に私が保育士試験に合格するまでに行った勉強方法、使った教材・心構えについて記録しています。
これから受験する同志たちの参考になれば幸いです。
【任務報告書 No.07】
任務名:「保育士資格 取得作戦」ーー未来の子どもたちを、悪いおとなの世界から守るために。
その力を得るべく、私は保育士試験に挑戦した。
Contents
ミッション概要:保育士資格について
保育士資格とは、子どもの健やかな成長を支えるための国家資格です。
保育園や児童福祉施設などで働くために必要な資格で、子どもの心と体の発達を理解し、安心して過ごせる環境をつくる専門職でもあります。
試験は年に1〜2回行われ、筆記試験(9科目)と実技試験の2段階構成。
合格率は毎年およそ20〜25%前後で、決して簡単ではない挑戦です。
しかし、独学や社会人からでも十分に狙える資格であり、「誰かを支えたい」「子どもに関わる仕事がしたい」という思いがあれば、努力は必ず実を結びます。
受験資格については要確認です。
私は学歴要件を満たしたので受験することができました。
専門学校、短期大学、大学を卒業した者(年度中の卒業見込みを含む)。
↑大学で61か62単位取得した後に申し込みました。
作戦開始の理由:なぜ目指すのか
(ネタなので読み飛ばしてもらって構いません)
保育士資格を目指そうと思った理由は、
「子どもが安心して過ごせる場所をつくりたい」という気持ちからでした。
日常の中で、子どもが理不尽な大人に傷つけられる出来事を何度も目にしてきました。
そのたびに、「守る側の大人がもっと増えなければ」と感じていました。
私は教育学部でも福祉学部でもありませんでしたが、「守る力」を身につけるために何ができるかを考えたとき、行き着いた答えが保育士資格の取得でした!
保育士の資格は発達・心理・栄養・安全など、子どもの生きる力を支える知識が詰まっています。
だからこそ、悪い大人に負けない「知識の盾」を手に入れる任務として、私は挑戦を決意しました。
訓練記録①:勉強方法と使用教材
ここでは、合格するまでに使用した教材と勉強法についてまとめています。
実は当初、通信講座を受講していました。
が、ザ・教科書みたいなテキストは私に合いませんでした…
途中でモチベーションが下がる→市販の易しいテキストで勉強→合格しました。
一次試験(筆記)
使用した教材は2つです。
①書きながら覚える 保育士 まるわかり合格ノート (らくらく突破シリーズ)
オレンジペンで穴埋め→赤シートを活用してテキストを何回も読み込むのみ!
ネットには、この本だけでは足りないという声も見かけましたが、満点取る必要はないので、いったんこれで勉強すれば大丈夫です!
1次試験はぶっちゃけ暗記です。とにかく脳みそに叩き込みました。
②この1冊で合格! 桜子先生の保育士 完成問題集 2026年版
このテキストとても素晴らしかったです。
お、ここ進研ゼミで見た!というくらい似たような問題が本番に出てきました。
分野ごとに分かれており、解説も丁寧です!
①のテキストで基本的なことを覚える→このテキストで知識を定着させる
この勉強法で問題ないと思います。試験で満点を取る必要はないですから。
法律が変わったりするので、参考書は最新版を購入したほうがいいです!
過去問は時間があるときに2年分解きました。
正直、過去問から類似問題は出なかったので、抜き打ちで実力を測るのに活用しました。
過去問は公式のホームページから問題が見ることができます。
クリック→【保育士試験】過去の試験問題
2次試験(実技)
私は「音楽」と「造形」を選択しました。
1次試験を自己採点して、合格確実したと思ってから対策を始めました。期間は2か月弱。
【音楽】について
ピアノで受験しました。試験は、幼児に歌って聴かせることを想定しています。
楽譜は簡単なものをネットで購入してダウンロードしました。
発表会ではないので楽譜は初級クラスのもので大丈夫です。
伴奏練習→弾けるようになったら歌を入れて練習しました。
本番は2名の面接官(優しそうなおばあちゃん)でした。
一人ずつ部屋に入って、後ろの人は外で座って待機です。
前の人の演奏も歌も聞こえてきて、、、自分の番では緊張して声が全然出ず(笑)
それに、伴奏もミスってしまいました。正直自信なかったです。
ですが、伴奏をミスしても止まらずに演奏することが大切です。
止まると園児たちが困惑します。「間違ってませんけど?」って顔をして弾けばよし!
結果は31/50点でした。ギリギリ合格。
【造形】について
造形はお題に沿って19センチの正方形の画用紙に絵を描きます。
「子ども3名以上、保育士1名以上を描くこと」
「枠内全体を色鉛筆で塗ること」を意識しました。
(白い壁も何かの色で薄く塗らないと減点されるかも)
YOUTUBEやネットで調べていったん模倣する、
で練習して2日に一問解くペースで1か月前に始めました。
同じお題は出ませんが、引き出しの数を増やすという意味でとにかく絵を描きまくりました。
お題見る→構想を練る→色塗りで、正直、最初は全然時間が足りなかったです。
それに、「2歳児が絵を描く」というお題が出たとします。
この年齢の子供は、頭から直接足が生えた人のようなものを描きます。
だから、試験では「頭・体・足のある人を描く、2歳児」を描いてはいけません。
減点されると聞いたことがあります!
一次試験の知識も忘れてはなりません!
訓練記録②:モチベーションと心構え
2次の実技試験は一発合格でしたが、1次の筆記試験は合格するまでに3年かかっていしまいました。(言い訳あり)
受験料1万3千円何回払いに行ったことか。。。。(郵便局の窓口の人に覚えられたかも)
正直、働いていたら2回に分けて受けるのが一番いい気がします。気持ち的に。。。
満点を目指す必要はない!6割取って受かればいいですから!
とりあえず広く浅く勉強→→落ちた科目を次の試験で重点的に勉強
4月と10月に試験があって、申し込みが3か月前には締め切ってしまうので要注意です。
私はそれで一回受験逃しました(合格科目が2~3個無効になりました。。。)
何回も合格科目が無効になった時はもう諦めようかなと思いました。。。(笑)
筆記試験の「社会福祉」と「保育原理」が難しかったです。内容が難しく、これ実務で使うん?と感じて勉強にやる気が出ませんでした。
筆記は似たような名前の科目もあるので、試験科目と試験時間を確認しましょう!
試験時間を間違えて、合格した科目再受験して、不合格科目を受験するの忘れたこともあります。
そんな感じでモチベーションの維持は大変でした。
3年もかけて勉強する試験ではないです。。。
今後の任務:資格を活かして実現したいこと
私の場合、この任務の目的は「資格を取って終わり」ではなく、悪い大人から子どもたちを守るための施設をつくること。
そのための第一歩として、「子どもの専門家」としての知識と証明が必要だと考えました。
保育士試験に合格した今、ようやくスタートラインに立てた気がしています。
「子どもが安心して過ごせる場所」
それは保育園のような施設かもしれないし、放課後の居場所、あるいは学びと癒しを兼ねたサロンのような空間かもしれません。
形はまだ決まっていませんが、目指すのは「シェルター」のような存在です。
資格はゴールではなく、力を得るための通過点です!


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